Montag, 2. April 2018

ドイツ語交流のいろいろ

Guten Tag,

みなさんこんにちは。
今回は私の日々のドイツ語習得に関してお話ししたいと思います。


実際の留学生活の中で、ドイツ人とどのような交流を持っているか。


授業、町中でのちょっとした会話、友達の友達…など
ドイツ人の知り合いを増やすには多くの方法があります。


そうした国際交流の場として、
分かりやすい形の1つに、スタムティッシュとタンデムがあります。


スタムティッシュ(Stammtisch)とは、直訳すると常連客のことを指します。
同じ関心事を持つ複数人からなるグループが定期的に集まり、
楽しく談笑したり、時には議論もします。


私の住む地域でも、国や趣味、学問分野をテーマとした様々なStammtischがあります。
私は月に約2回開催されているJapanisch Stammtischに参加しています。
日本語を母語とする人たちや、日本の文化や日本語に関心を寄せている外国人の集まりです!


日本料理だけでなく世界各国の料理を囲みながら会話を楽しみます!


日本人ドイツ人だけではなく、
韓国人や中国人、イタリア人やポーランド人も参加しており、
多国間の国際交流の機会として
大きな意義を持っていると感じています。


そして、スタムティッシュと合わせてドイツでよく耳にするのが、タンデム(Tandem)。

言語の向上を目的として、特定の人とペアを組むことを指します。
多くの場合は学校や近くのカフェなどで定期的に会い、
日常会話や互いの質問に答えると行った形が多いいと思います。


スタムティッシュの様に大人数ではなく基本的に11で行なうため、
より自分の性格や語学レベルに合った相手を選ぶことが可能です。
大学の廊下や掲示板でも、タンデム募集の張り紙をよく見かけます。
その他にも、
多くの大学ではバディプログラムがあります。
日本の大学でも設置されているところが多いですね。
私は、修士課程の学生がバディになりました。


バディとは定期的に日常の報告をしています。
日本に関心のある学生だったこともあり、
文化や言語に関する質問も互いによく交わしています。


ドイツの伝統料理ロラーデンを振る舞ってもらったり、
肉じゃが、餃子、親子丼といった日本食を一緒に作ったりもしました!


他にも、もちろん大学の授業や、スポーツや合唱といった文化活動を通して多くのドイツ人と知り合うことができます。


私は、ダンスなどのスポーツプログラムやコーラスにも参加しています。
大学でアフリカの地域研究が盛んなこともあり、
なんと歌の歌詞はスワヒリ語やソマリ語など、アフリカで使われている言語です!


初めて触れる言語を通し、またほぼ全員がドイツ人という環境に身を置いたことで言語力だけでなく臨機応変力鍛えられているように感じます。



年明けに行なわれたコンサートでは、伝統衣装とも言われるカンガを纏って歌いました。
民族や言語が異なっても、歌うことを通して会場が一つになるのを感じました。


加えて、市民が学ぶ場としてはVolks Hoch Schule(市民学校)もあります。
外国人向けのドイツ語のクラスは細かくレベル分けされており、
自分のレベルに合わせて学習を進めることが出来ます。


私が訪れている授業は小学校の校舎を使って行なわれています。


市民学校では、語学の他にも音楽料理、文学手芸などを習うことも出来ます。
そのため、受講者の層も学生からかなり年配の方まで様々です。


このように、多くの場面で語学を磨けるのが留学生活です。
貴重な時間だなと改めて実感します。
次回はドイツの歴史に関する事象について触れようかなぁと考え中です。



それでは。
Tschüs dann!