Montag, 28. Mai 2018

大学の授業

Guten Tag,

こんにちは。

近頃は暖かい日和となりましたね。
20時を過ぎても外が明るいので、16時で日が暮れていた数週間が嘘のようです。

さて今回は、大学の授業についてお話ししたいと思います。
新学期も始まっていることですしね!






まずは語学の授業。

私が現在受講しているドイツ語の授業は、表現することに焦点を当てたものや、文法をより重点的に深める授業など様々あり、これは各々が伸ばしたい能力に沿って自分で選ぶことが出来ます。

授業の中で先生がよく言うのは、単語でなく文章で発言すること。
同じ意味の発言を、5,6パターンの表現で即座に説明出来るようになること。

これはドイツ語だけではなく、語学習得の過程において重要だなと私自身も感じています。


他にも、大学では多くの外国語の授業が開講されています。
代表的なヨーロッパの言語葉もちろんですが、アラビア語やチェコ語、スウェーデン語、スワヒリ語、バンバラ語なども学ぶことが出来ます。興味深いですよね。

例えば、プレゼンテーションに力点を置いた英語の授業では、
参加者各々が、第一回目はObjectLocationといった有形で具体的な物事に関して、二回目はIdeaConceptなど無形であり抽象的な事柄に関してテーマを設定し、発表や議論を行うという内容で授業が展開されています。

法学や経済学、あるいは科学など、特定分野に特化したテーマを扱う語学のクラスも設置されています。






今学期、私はスペイン語の授業にも登録をしました。
初回の授業に行ってみると、
私以外の参加者は全てドイツ人でした!

先生は文法等の説明を全てドイツ語で行われますので、スペイン語を理解するためにまずドイツ語を正しく理解する必要があります。
私にとっては難関ですが、新しい言語に触れることは楽しいので頑張って付いて行こうと思います。

大学の授業全体を通して日本の授業と圧倒的に違うのは、
やはり毎回の授業へ臨む姿勢。

予習はもちろん、授業中における質問の量が多い多い。
そんな点まで質問するのか?!と色々な意味で驚くこともしばしばですが、聞く姿勢が単なる受け身ではなく積極的なリスナーである点にいつも感心させられます。

講義も面白いものばかりです。

例えば先日訪れた“Musik und Medien(音楽とメディア)”という授業。
オペラやミュージカル作品を毎週一つ題材に用いて、
その構成や音響、照明、カメラなどの効果を学術的に紐解くという授業でした。
講義前と後では、同じシーンも全く異なる角度で楽しみ、考えることが出来ます。







Sozialpsychologie(社会心理学)”に関する授業では、
学校内、家庭内、あるいはその他の環境下において、私たちの思考、感覚、振る舞いはどのように他人からの影響を受け、あるいは他人に影響を与えながら形成されていくのかが講義の焦点とされ、教育という視点も合わせながら学びを深めることが出来ています。
参加者それぞれの経験や専門分野(いわゆる文系理系は関係なく、幅広い学科の生徒が参加しています!)の知識が講義に投影され活きていることも大講義の魅力です。

留学生活もあと3ヶ月あまりとなりましたが、まだまだ学びたいこと経験したいことが沢山あるというのが率直な心境です。
とにかく、残りの期間も一所懸命に取り組んでいきたいなと思います。

それではまた。

Tschüs!